2007年11月21日

5-1)畳を新しい畳に変更する(6帖間)




【工事費合計】 192,530円 (消費税含む、工事費込み)

【内装仕様】
●畳 : 化学表を使用 本間間新畳1畳用

【その他見積条件】
●既設撤去、下地調整含む
●産業廃棄物処理費含む
●工事用仮設電気、水道等は無償で支給されることとする

※4.5帖間の場合、畳の仕様違いの場合など他条件での工事費をお知りになりたい場合は下記メールアドレスまでご一報頂ければ、お知らせ致します。

※上記工事金額の内訳明細をお知りになりたい場合は、下記メールアドレスまでご一報頂ければ、PDFファイルにてご送付致します。

※上記に限らず、ご自宅の形状、リフォーム条件にて工事費を算出致します。簡易な場合は無償で、複雑な場合はご相談させて頂きますので、まずは下記メールアドレスまでご一報下さい。


→メールアドレス < reform@ez.117.cx >
(アドレス欄にコピー&ペーストして送信して下さい)
posted by reform guide at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) |  5)和室のリフォーム工事費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1-1)温水洗浄便座付リフォーム便器に交換



【工事費合計】 322,336円 (消費税含む、工事費込み)

【機器仕様】
●アサヒ水洗トイレ RA585WB801
●便座機能:お尻、ビデ洗浄、暖房便座、ソフト閉止他
●バック付手洗器セット、2連式紙巻器、丸ミラー、タオルリングは含まず
●紙巻器はセットに含む
●リフォーム用便器の為、配管工事無し
●他、仕様詳細は個別に確認して下さい。

【内装仕様】
●床CFシート、壁・天井クロス張替え、巾木張替えとする
●CFシート:東リCFシートt1.8住宅用程度
●クロス:普及品ビニルクロス程度
●既存建具は既設のままとする

【その他見積条件】
●既設撤去、下地調整含む
●産業廃棄物処理費含む
●工事用仮設電気、水道等は無償で支給されることとする
●地中障害については、考慮せず
●隠蔽部分等における腐朽等の存在は考慮せず
●電気設備、給排水設備、ガス設備等は設備機器の設置に伴う範囲のみとし、他は別途とする


※内装を既存のままとし、便器の取替えのみとした場合、又、内装を違う仕様とした場合、など他条件での工事費をお知りになりたい場合は下記メールアドレスまでご一報頂ければ、お知らせ致します。

※上記工事金額の内訳明細をお知りになりたい場合は、下記メールアドレスまでご一報頂ければ、PDFファイルにてご送付致します。

※上記に限らず、ご自宅の形状、リフォーム条件にて工事費を算出致します。簡易な場合は無償で、複雑な場合はご相談させて頂きますので、まずは下記メールアドレスまでご一報下さい。


→メールアドレス < reform@ez.117.cx >
(アドレス欄にコピー&ペーストして送信して下さい)
posted by reform guide at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) |  1)トイレのリフォーム工事費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

16-1)工事費用の支払い方法

リフォーム工事の場合は新築工事と違い、工事価格はさほど高くないと思います。
ですから、できれば工事竣工後、検査をして不具合を修正してもらってから全額を支払うのが良いでしょう。

ただ、大規模なリフォームの場合など、業者としても準備に要する費用が発生しますので、着工準備金など要求される事があります。

きちんとした工事を行ってもらう為にも必要なお金という事になりますから、そこは話し合いの上取り決め、請負契約書の「支払方法」に記述すると良いでしょう。


又、リフォームローンを利用する場合は、着工前に申請しなければなりませんので注意が必要です。


楽天の住宅ローン 誕生!

GE Moneyの住宅ローンお申込はこちら

派遣・契約社員の方向け住宅ローン

自営業の方向け住宅ローン

転職・就職した方向け住宅ローン
posted by reform guide at 17:37| Comment(0) | TrackBack(1) |  16)工事費用支払 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

15)引越し

引渡し後は、家具の再配置やインテリアの飾り付けです。
そして仮住いやトランクルームを借りていた方は、いよいよリフォームされた住いへの引越しです。


【体験者による引越し体験アンケートサイト】

実際に引越しを終えた方々にお聞きしたアンケートを集めました!







【引越し無料見積もり】

→引越しっていくらかかるの?

超簡単!無料一括見積り比較!

引越し屋


個人の引越し見積もり比較


ファーストクラスのおもてなし極引越


引越し一括見積もりサイトの決定版!【引越大手比較.com】


インターネットのみの営業で格安引越!ムービングエス


→引越するならダック!!ダック引越センターなら、納得のお引越。



・・・・・・・・・
































posted by reform guide at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) |  15)引越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

14-2)引渡時チェックポイント

竣工検査が終了し工事完了確認書を取り交わしたなら、いよいよ引渡しになります。

引渡し時のチェックポイントは、以下の通りです。


【引渡時チェックポイント】

□ 関係書類の受領と保管
□ −契約書
□ −設計図
□ −設備機器の取扱い説明書・保証書
□ −工事保証書
□ −リフォームローン関係書類
□ アフターサービスに関わる連絡先の確認
□ 定期点検とメンテナンスの方法・時期・役割分担



→ご相談メール宛先 reform@ez.117.cx
posted by reform guide at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) |  14)竣工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

14-1)竣工時チェックポイント

リフォーム工事終了後は、住み始める前に竣工検査を行います。

住み始めてから工事の不具合が見付かり指摘しても、責任の所在がはっきりとしない、という理由で取り合ってくれない可能性が出てきますので、竣工検査にて細部に渡ってチェックする事は重要です。

竣工検査は、施主であるあなたと請負業者の担当者の両方で行います。
図面や打合わせ通りの工事ができているか確認し、不具合があった場合は速やかに修正してもらい、残金は全ての修正が終了後に支払うようにします。

設備機器を交換した場合は、使用方やメンテナンス・保証についても確認し、リフォームに関わる図面・書類と共に、設備機器の使用説明書・保証書も一緒に保管しておきます。


それら全て終了後、「工事完了確認書」に署名、捺印し、工事費の残金を支払います。以上でリフォーム完了となります。




【リフォーム工事竣工検査時の主なチェックポイント】

 □ 使用材料、設備機器などが設計図・仕様表通りであるか
 □ −キッチンの水漏れ・給排水など
 □ −トイレの水漏れ・給排水など
 □ −バスの水漏れ・給排水など
 □ −その他設備機器
 □ −壁紙  (ビニルクロスなどのめくれ、浮き等)
 □ −床材  (塩ビ床材、フローリング、じゅうたんなどのめくれ、浮き等)
 □ −天井材 (ビニルクロス、化粧石膏ボードなどのめくれ、浮き等)
 □ −内装塗料(壁、天井、建具、家具類などのムラ、滲みなど)
 □ −外装塗料(屋根、外壁、軒天井などのムラ、滲みなど)
 □ −内部建具(各室ドア、障子、襖などの建て付けなど)
 □ −外部建具(玄関ドア、外壁サッシなどの建て付けなど)
 □ −照明器具の種類、位置
 □ −コンセント、スイッチ、モジュラージャックなどの数、位置
 □ −[                   ]
 □ −[                   ]
 □ −[                   ]
 □ 床の不陸、床・壁・天井、設備機器に傷はないか
 □ 資材搬入時などに既存仕上に傷付けられていないか


上記以外にもリフォームの種類・規模・状況などで、色々なチェックポイントが出てきます。
ご自分の現場に適したポイントを見付けて下さい。

→ご相談メール宛先 reform@ez.117.cx
posted by reform guide at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) |  14)竣工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

13-1)工事の追加や変更の対応

リフォーム工事の場合は、解体してみないとわからない事があったり、現場での不測の事態に対応しなければならない、など工事中の変更や追加工事が発生する事が多くなります。

これらを口頭で処理しようとすると、契約時の工事金額との相違や、工期にも影響してくる為、トラブルの元になりかねません。

これを防止する為、「工事内容変更合意書」を取り交わし、工事内容を書類・図面に反影し、見積書を作成・提出してもらうようにします。

工事内容変更合意書書式(リフォネットからダウンロード可能)
posted by reform guide at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) |  13)工事中対応 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

12-1)リフォーム工事のチェックポイント

工程表通りに工事が進んでいるか、当初の打合わせ通りに工事が進んでいるかなど、リフォーム工事のチェックポイントはたくさんあります。
疑問点はできるだけ速やかに解決できるよう、日々の点検は欠かせません。


【リフォーム工事の主なチェックポイント】

 □ 工事の進行が工程表であるか
 □ 使用材料、設備機器などが設計図・仕様表通りであるか
 □ −キッチン
 □ −トイレ
 □ −バス
 □ −その他設備機器
 □ −壁紙  (ビニルクロスなど)
 □ −床材  (塩ビ床材、フローリング、じゅうたんなど)
 □ −天井材 (ビニルクロス、化粧石膏ボードなど)
 □ −内装塗料(壁、天井、建具、家具類など)
 □ −外装塗料(屋根、外壁、軒天井など)
 □ −内部建具(各室ドア、障子、襖など)
 □ −外部建具(玄関ドア、外壁サッシなど)
 □ −照明器具の種類、位置
 □ −コンセント、スイッチ、モジュラージャックなどの数、位置
 □ −[                   ]
 □ −[                   ]
 □ −[                   ]
 □ 基礎工事がある場合、コンクリート強度・配筋等
 □ 施工方法は当初の打合わせ通りであるか
 □ 工事時間は当初の打合わせ通りであるか
 □ 近隣に迷惑をかけていないか(特に工事車両の駐車状況)
 □ ゴミ、廃材の処理はきちんとされているか
 □ 内部、外部の養生がきちんとなされているか



上記以外にもリフォームの種類・規模・状況などで、色々なチェックポイントが出てきます。
ご自分の現場に適したポイントを見付けて下さい。

→ご相談メール宛先 reform@ez.117.cx
posted by reform guide at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) |  12)工事チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

11-1)工事開始

さぁいよいよ工事開始です。

これまで、
リフォームの種類と内容を把握し、情報収集を重ね、工事内容を検当・決定し、予算調整の上、資金計画を立て、見積もりを徴収・精査しつつ業者を選択し、設計を決定、ついに工事の開始を迎えました。

あとは工事の終了を待つばかり、と思いたいところですが、むしろ大切なのはこれから。

工事が始まれば、工事中の対応があります。

理想的なリフォームを目指して、もう少し頑張っていきましょう。




posted by reform guide at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) |  11)工事開始 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-1)工事着工前の準備

【工事着工前の準備】

1)近隣への挨拶
工事用車両、騒音や塗料の飛散など、少なからず近隣に迷惑をかけることになりまので、事前に、両隣りだけでなく数軒先まで挨拶をしておくと良いです。工事担当者と共に、工事の内容・期間・時間を伝えておくようにします。

マンションの場合は管理組合への届け出を提出し、共用部分を工事業者が使用する事や、資材の搬入について了承してもらいましょう。
又、マンションの場合は両隣と上下階を含めて挨拶をしておくと良いです。

2)駐車場の確保
リフォーム業者の為の車両用駐車場を近くに確保し、できれば敷地内に資材置場の場所も決めておきます。近隣とのトラブルの大きな原因になりますので、決めた場所以外に駐車したり、資材を置いたりしないよう徹底させる事は大事です。

3)養生の確認
トラブルになる大きな要素に養生不足があります。
特に外壁の塗装工事の場合は、塗料が飛散し、隣家や駐車中の自動車に付着するケースが良くあります。

業者の「大丈夫」という言葉を鵜呑みにせず、できるだけ養生をしっかりとやってもらうと良いです。

室内に関しても、床材や壁材・建具・家具など、し過ぎて困る事はありませんから、できる限りの養生をしてもらう事が大事です。

4)仮住まい・トランクルームの確保
リフォームの規模によって、仮住まいが必要になる場合は、早めに仮住まいの手配をしましょう。

そして家具などの保管場所が確保できない時は、トランクルームに一時的に保管する必要がありますので工事内容によっては、仮住まい・トランクルームの手配をする必要があります。
























5)整理・処分
リフォーム範囲はきちんと整理し、不必要な家具等は廃棄するなり、リサイクルショップ等で処分します。

引越し屋さんが運営するリサイクルエス
や、中古本やCDなどは、自宅にいながら送料無料!本,CD,DVD,ゲーム買います!

などを利用すると良いでしょう。















ラベル:工事着工
posted by reform guide at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) |  10)工事準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

9-)リフォームの工事日程を決める

契約前には工期を決めなくてはなりません。

リフォーム工事中は工事関係者が頻繁に出入りし、プライバシーの問題がある事の他にも、トイレ、キッチン、洗面など水廻りのリフォームを伴う場合は、それ自体を使用できない期間が発生します。

住みながらの工事であれば、それらを想定して、対処方法を考えた上で、工事期間を設定しなければなりません。


一般的に、工期2週間程度を超えるリフォームであれば、仮住まいを利用するのが良いでしょう。

その場合は上記のような心配は無くなりますが、家賃や引越し代など、工事費以外の経費がかかってしまうことになります。


リフォーム会社に必要な工事期間をよく確認し、仮の工程表を作成してもらい、けっして業者ではなく、ご自分の都合の良い日程に合せて工事日程を決めましょう。


ラベル:工事日程
posted by reform guide at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) |   9)工事日程調整 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8)契約の注意点

見積書、設計図が完成したならリフォーム会社との工事請負契約になります。

リフォームの場合も、新築・購入などと同様に請負契約は重要です。
トラブル回避の為には、どんな小規模なリフォームの場合でも、しっかりと書面で契約を取り交わす事が大事です。

契約書に記載する項目としては、

契約書記載項目
工事金額
請負者名
工期
支払い方法
請負条件

などがあります。

そして契約時には、契約書の他にも添付される書類があります。

契約書添付書類
工事請負契約書
設計図面
仕様書
見積書
契約約款

などです。


工事請負契約書と共に、添付書類もしっかりと確認し、不明な点がない様に説明を求めて下さい。

そして両者納得の上でお互いが署名・捺印し、契約が成立します。

契約後の変更については、依頼主・業者、お互いが変更内容を確認し、工事内容変更合意書により書面や図面で明確にします。




契約時書類のチェックポイント

1)工事請負契約書
・契約日が明記されているか
・工事内容や工事費などが他の書類と同じになっているか
・工期(着工日・竣工日)が明記されているか
・請負者名の代表者・住所・担当者・連絡先が明記されているか
・請負者の捺印がなされているか
・支払い方法が明記されているか

2)契約約款
・工事の遅れ・追加・変更などがあった場合の取り決め
・瑕疵担保保証(工事終了後に見つかった欠陥の保証)
・アフターサービスについて
・トラブル発生時の責任の所在
・各種保険の加入状況

3)工事内容変更合意書
・追加・変更項目
・追加料金
・追加・変更に伴う工期の延長
・支払い方法

リフォームでは、工事開始後、プランの変更や追加工事が出てくる場合があります。その場合、請負業者の担当者と話し合い、必ず、工事内容変更合意書を作成して書面にする事が大事です。



【参考図書】

現代建設工事契約の基礎知識 (大成ブックス)
posted by reform guide at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   8)契約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

設計を決定する

見積書を吟味し、予算と兼ね合わせ、リフォーム会社を決定したなら、請負契約書を取り交わす事になります。

が、その前に一つ重要な事な事があります。
設計を決定する
という事です。

契約書にも設計図面は添付されますし、リフォームの場合は工事中に変更か所が出てきたりもしますが、まず契約を考える前に設計を一度決定しておく、というのはとても重要なことです。

リフォームのガイド本や、ネット上のリフォームガイダンスなどでは、よくこの部分が欠落していたり、あっさりと書かれていたりしますが、これを適当にしてしまうと後々問題が出てきてしまうので、きちんと設計を固めてしまいましょう。


ここでポイントとなるのは、

【設計図のポイント】

それまでの打ち合わせで生じた変更を、全て設計図に反映させる
仕上材、建具、設備機器などの仕様を設計図に反映させる
既存図(撤去図)も要求する
改修範囲を図面上ではっきりわかるようにする
見積内訳書との整合性は取れているか


 過去に相談を受けた例として、一千万を超えるリフォームを、ほとんど設計図無しで始め、あれもこれもと、当初考えていなかった工事を増やしていき、最終的に1800万円を請求され大幅な予算超過になり、工事業者とトラブルになっているという事例がありました。

(これは、きちんとした契約書を交わしていなかった、という事も原因としてあるのですが、結局、工事内容と請求書を精査した結果、約1200万円が妥当という事で、両者なんとか納得して頂きました。)


設計を決定する、という事は、過分なリフォームを抑止する事にもなりますし、施工範囲や仕様・程度をはっきりさせておく事はその後のトラブル防止に役立ちます。



リフォームの種類、規模にもよりますが、主な設計図としては、

【設計図】

面積表(増築などで延床面積が変更になる場合)
仕様表(仕上材、設備機器、建具等のグレードがわかるもの)
仕上表(リフォーム前後がわかるもの)
平面図(リフォーム前後がわかるもの、施工範囲がわかるもの)
立面図(リフォーム前後がわかるもの、施工範囲がわかるもの)
矩形図(縦に切断した場合の断面詳細図)
展開図(室内壁面4面を正面から見た図)
天井伏図(室内見上げ図、天井改修の場合)
建具表(木製、金属製共、撤去建具もわかるもの)
設備図(室内設備及び配管など見隠れ部分も)
外構図(建物周囲をリフォームする場合)


【おすすめ書籍】



posted by reform guide at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) |   7)設計決定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

6-4)見積書のチェックポイント〜工種別

1.直接仮設 (やりかた・墨出・足場・養生等)

 -養生・片付・清掃費等は数量換算することが難しく、1式計上される場合が多いです。(めどとしては、800〜1,200円/延床面積当り)
 -工事用電力・用水は施主提供とすれば計上されません。
 -屋根改修・外壁改修が伴うリフォームでは外部足場が計上されます。自社で賄う場合に比べ、リースの場合は割高になる事があり、注意が必要です。

2.土工 (根切・盛土・山留・砂利敷き等)

 -通常は発生しませんが、平面的に増築する場合等で基礎工事が必要になります。

3.地業 (杭・地盤改良等)

 -緊急避難的な場合や、地震対策などでは地盤改良が必要です。

4.コンクリート (捨コンクリート・鉄筋コンクリート等)
5.型枠 (普通型枠・打放型枠等)
6.鉄筋 (鉄筋・加工組立等)

 -通常は発生しませんが、平面的に増築する場合等で基礎工事が必要になります。
その場合でも施工数量は僅かで、数量当りの単価は新築工事に比べて割高になります。

7.鉄骨 (鋼材・加工組立・耐火被覆等)

8.既製コンクリート (コンクリートブロック・ALC板等)

9.防水 (アスファルト防水・シーリング等)

 -シーリング施工部位としては、外壁改修の場合のサッシ周り、外壁材の目地処理、キッチン周りなどがあります。
又、シーリングの種類には主に価格の高いものから、
 ・シリコン系
 ・ポリサルファイド系
 ・ポリウレタン系
などがあります。

10. (擬石・テラゾブロック等)
11.タイル (各種陶磁器質タイル等)

 -リフォームに於ける石・タイル工事は、使用する材料の仕様によって廉価な物から高額の物まで様々です。
予算と希望を踏まえ、良く調査してから仕様を決定して下さい。

 -INAXリフォーム情報

 -ABC商会 床・壁材

12.木工 (構造材・造作材・合板・釘金物等)

 -内装工事と密接な関係があり、各項目毎に、材工価格なのか、材料のみで、大工手間が別計上されているのか、確認する必要があります。

例えば、石膏ボードを例にすると、
・材料費+施工費=単価とし、内装工事に計上する場合
・材料費のみを数量計上(u、枚)し、手間を他材と共に別計上(u、人工、一式)する場合

など、業者により内訳の計上方法が異なりますので、科目毎に単純に比較する事はできません。

 -大工手間を一式で計上された場合、妥当性を見極めるのは難しいです。特に大規模なリフォームになると、材料・手間共に現場での状況により、少なからず左右される事になります。
事前にきちんと査定するには、全ての項目を材工単価に置き換えて比較するのが望ましいかもしれません。


13.金属 (金属板屋根・軽鉄天井下地等)

14.左官 (モルタル・プラスタ等)

15.木製建具 (木製建具・建具金物等)
16.金属製建具 (鋼製建具・アルミ製建具等)

 -木製建具、金属製建具共に既製品とよりも製作品、国内製品より外国製品が割高になります。
又、その仕様によっては価格にも見た目にも大きな開きがあります。
実際にどんな物か、サンプル・見本品・ショールーム等で確認するのが無難です。
予算調整をする場合にも大きな比重を占める科目になります。

17.ガラス (建具用・ガラスブロック等)

 -建具用ですと、サッシ・建具の価格に含まれることがほとんどですので、別計上されている場合は、どの部分の項目かを確認しましょう。

18.塗装・吹付 (各種塗装・仕上塗材等)

 -外壁塗装の塗替え・吹替えの場合は、その施工方法によって大きな差が出ます。
塗装・吹付の種類、下地処理の程度、既存ケレンの方法などをしっかりと確認し、内訳上に明示してもらって下さい。

19.内外装 (カーペット・クロス等)

 -木工事に含まない、クロス・床シート等の主に表面仕上が対象になります。
一口にクロスといっても、価格・程度共に数種類ありますので、サンプル・見本品等で良く確認する事が必要です。

ウッドカーペット&コルクカーペット 

和室を洋室に?!畳みの部屋が一瞬にしてフローリングに大変身!




20.仕上ユニット (浴室ユニット・造付家具等)

TVでもお馴染みの家具の宝島





自分でできるウッドカーペット




インテリア・カーテン・ブラインド・家具・雑貨
防炎1級遮光カーテン ブラウン 幅200cm×丈230cm 1枚

防炎1級遮光カーテン ブラウン 幅200cm×丈230cm 1枚

防炎1級遮光カーテン ブラウン 幅200cm…

¥7,140(税込)

1.カーテンの生地に使用する糸に、燃えにくい繊維を使ったもの(難燃素材)2.普通のカーテンに、「防炎加工」を施…





見積書の査定なら見積もり.JP
posted by reform guide at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

6-3)見積書のチェックポイント〜2

見積書の項目明細を記述したものを内訳明細書、又単に内訳書といいます。

この内訳書の中身を見て初めて工事金額の内容を知る事ができるのです。

この内訳書の構成ですが、一般的には大きく分けて2種類あります。
おそらく査定すべき見積書(あなたが業者に提示される見積書)は次のいずれかの書式で提示されるはずです。

1)工種別内訳書
2)部分別内訳書

・・・・・・・・

1)工種別内訳書

着工から竣工まで一連の工事を、工事の種別毎に、工事の順番通りに並べた内訳書です。
新築工事では住宅に限らず、ほとんどの建築物で工事金額を把握する為に用いられます。

リフォームに於いても、大規模なリフォームや、それ以外でも良く用いられます。

【工種別内訳書〜建築工事の科目例】

1.直接仮設 (やりかた・墨出・足場・養生等)
2.土工 (根切・盛土・山留・砂利敷き等)
3.地業 (杭・地盤改良等)
4.コンクリート (捨コンクリート・鉄筋コンクリート等)
5.型枠 (普通型枠・打放型枠等)
6.鉄筋 (鉄筋・加工組立等)
7.鉄骨 (鋼材・加工組立・耐火被覆等)
8.既製コンクリート (コンクリートブロック・ALC板等)
9.防水 (アスファルト防水・シーリング等)
10.石 (擬石・テラゾブロック等)
11.タイル (各種陶磁器質タイル等)
12.木工 (構造材・造作材・合板・釘金物等)
13.金属 (金属板屋根・軽鉄天井下地等)
14.左官 (モルタル・プラスタ等)
15.木製建具 (木製建具・建具金物等)
16.金属製建具 (鋼製建具・アルミ製建具等)
17.ガラス (建具用・ガラスブロック等)
18.塗装・吹付 (各種塗装・仕上塗材等)
19.内外装 (カーペット・クロス等)
20.仕上ユニット (浴室ユニット・造付家具等)
21.カーテンウォール (金属製カーテンウォール等)
22.その他

〜<建築数量積算基準・解説〜建築積算価額構成図より>


2)部分別内訳書

建物部位別、又工事施工部位別に集約した項目を積み上げた内訳書。
リフォーム工事では、リビング工事、キッチン工事、解体工事等に分けられる。

【部分別内訳書〜上記工種別内訳を部分別内訳に置き換えた場合】

1.直接仮設
2.土工・地業
 2-1.土工
 2-2.地業
3.躯体
 3-1.基礎躯体
 3-2.上部躯体
4.外部仕上
 4-1.屋根
 4-2.外壁
 4-3.外部開口部
 4-4.外部天井
 4-5.外部雑
5.内部仕上
 5-1.内部床
 5-2.内壁
 5-3.内部開口部
 5-4.内部天井
 5-5.内部雑

〜<建築数量積算基準・解説〜建築積算価額構成図より>


【関連書籍】

建築数量積算基準・同解説〈平成18年版〉

積算資料ポケット版リフォーム 2007―住宅・店舗増改築のための設計・見積資料 (2007)




posted by reform guide at 16:20| Comment(0) | TrackBack(2) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

6-2)見積書のチェックポイント〜1

見積書のチェックポイントは多岐に渡ります。

業者からの見積書の提示時には、合せてリフォームプラン(主に平面図)が示されます。

見積書のみを提示し、その根拠となるプランを示さない業者はその時点で問題外と言えます。
(プランを必要としない簡単な補修・修繕であれば別ですが)


ですから基本的には見積書とプランを並行して吟味していく事になります。

単に見積書といっても、リフォームの場合はその内容次第で、その書式には様々な種類があります。

当然、業者によって表示方法(項目・明細・仕様等の表現方法)は千差万別です。



細部については簡単に説明できる事ではありません。
そしてできれば、専門家にお願いしたい部門でもあります。

もちろん、業者に見積書の内容を説明してもらうのは当然ですが、ある程度の知識をご自分で持っていないと、その内容を理解する事ができないばかりか「何がわからない」かがわからない、という事になってしまいます。


ここでは、特に大きなチェックポイントについてご説明します。


【見積書チェックポイント〜総合編】

1)工事総額だけで比較しない。
必ず明細内訳の比較・検討が必要。

2)一式での計上は、必ずしも悪くはないが、単価で計上できるものは単価に数量を乗じて計上されることが望ましい。

3)項目・明細の仕様・程度に間違い(希望との)が無い事。

4)工事項目に計上落しは無いか。

5)工事項目に含まれる内容が明示されているか。

6)プラン内容が満足いくものか(希望通りであるか)


見積書査定
posted by reform guide at 21:44| Comment(1) | TrackBack(0) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6-1)見積もり・積算とは

複数の業者から見積もりを取る事を「相見積もり」といいます。

通常は3社以上から見積もりを取る事を、5)で説明しましたが、ではその複数社から徴収した見積書を、具体的にどのように比較・査定していけば良いでしょうか。


まずは「見積もり・積算」についての説明です。

見積もり・積算とは
ラベル:見積もり
posted by reform guide at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

4-4)設計事務所を選ぶ

本来、リフォーム会社を選択する際、設計がある程度出来上がっている事が理想です。
それは、5)見積徴収 の項でも述べますが、ある程度設計が固まってないと、リフォーム会社に工事費の見積もりを提出してもらうに当たり、見積もり内容に統一性が欠けてしまう心配があるからです。

増築を伴ったり、大規模なリフォームになれば、それだけ見積もり内容に大きな差が生じてしまうことになります。


ところが実際は、直接、リフォーム専門会社等に任せてしまう場合がほとんどであると言って良いでしょう。

それは、リフォームに対応する設計事務所が絶対的に少なかったり、対応してくれる設計事務所を見付ける事が難しいのです。


これが、4-3-5)で述べた、管理と監理の分離ができずに、工事のトラブルが多い事の原因にもなるのです。


大規模なリフォームであれば、信頼できる設計事務所を見付けて、計画の段階から相談できることが理想です。



設計事務所ナビ
posted by reform guide at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) |   4)リフォーム業者選択 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

4-3)リフォーム依頼先の選び方〜2

リフォーム業者を選ぶに当たってのポイントとしては、

1)自宅に近いこと
2)現場調査をしっかりしてくれること
3)実績があること
4)建設業許可証の有無
5)業界団体登録の有無
6)管理と監理

などがあります。


1)自宅に近いこと
色々な対応に迅速に対応してもらう為にも、できるだけ近くに事務所があると良いでしょう。

無料・匿名で厳選したリフォーム業者を簡単比較


2)現場調査をしっかりしてくれること
特にリフォームの場合は、現場調査が大事です。現場の状況によって、工事の対応や工事費に影響が出ますので、現場調査をないがしろにするような業者は避けましょう。

失敗しないリフォームなら利用実績NO.1のホームプロ


3)実績があること
リフォームは新築と違い、リフォーム独自の施工方法や、ノウハウがありますので、実績があり、尚且つ施工後に問題が少ない業者は安心です。
ただ、実績があるという事は、会社自体の経営年数が長いことが多いですが、中には最新の技術や知識や流行に敏感ではない業者も存在しますので、しっかりとした見極めが必要です。

リフォームの成否は業者選びにあり


4)建設業許可証の有無
まず第一に、増築などを伴うリフォームや大規模なリフォームの場合で、請負金額が500万円以上の工事を行う場合は建設業許可証が必要です。
これは最低条件としても、逆に言うと500万円未満の工事の場合は、不用ということになります。

これが最近の悪質リフォーム業者を産む一因にもなっています。

ただ、だからと言って、建設業許可証を持たない業者の中にもきちんとした仕事をする業者はたくさんあります。
一つの目安程度に考えておくと良いと思います。

他にも建築士やインテリアコーディネーターの資格を持つ方がいるとより安心できます。

リフォーム情報室

5)業界団体登録の有無
リフォネット((財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター)などに登録されたリフォーム会社は選択の為の一つの目安になります。
地域毎に検索できるので便利です。

リフォネット

住宅リフォーム推進協議会

日本増改築産業協会

6)管理と監理
読み方は同じ「かんり」でも、それぞれの意味するところはまったく違います。

「管理」とは施工者(工事を行う者)側の現場管理を意味します。
つまり、現場監督の業務の事を言います。
工事の着工から竣工まで、現場内のことはもちろん、近隣対策から協力業者とのやり取りまで、施工に関する総括を行います。

対して「監理」とは設計者側からの監督業務を意味します。
施工が設計通りに正しく行われているかを判断し、正しく行われていない場合には、施工者側を指導する立場にあります。


本来、この二つの役割は別人にて分担するべき事ですが、例えば工務店などに頼むと、両者が同一となる場合があります。

この場合は、工事後の対処も含めて、きちんと対応してくれる業者を選ぶ事は、大変重要です。
posted by reform guide at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) |   4)リフォーム業者選択 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする