2007年10月29日

3-4)借り入れの場合

大規模な改修や、増改築の場合など、借り入れが必要な場合は、公的機関や民間の融資制度を利用する事になると思います。


【公的機関】

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)

【銀行系】

三井住友銀行
 →最高1,000万円まで、無担保で融資。自宅のリフォーム全般に利用出来ます。
  融資金額 :10万円〜1,000万円(1万円きざみ)

みずほ銀行
 →住まいの増改築や、車庫の設置、造園工事など幅広く利用できます。
返済期間はゆとりの最長10年、最長6ヵ月の元金返済据置も可能です。
  融資金額 :10万円以上500万円以内(1万円単位)。

三菱東京UFJ銀行
 →マイホームのリフォーム資金お借入ニーズにお応えする無担保ローン商品です。住宅の増改築工事・バリアフリー改築工事等リフォーム資金全般に利用できます。
返済期間はゆとりの最長10年、最長6ヵ月の元金返済据置も可能です。
  融資金額 :最高1,000万円まで、無担保で申し込みできます。

【ローン会社系】

JACCS eリフォームローン
 →実質年率4.20%(無担保)
固定利率で15年払いまで対応。
途中で金利が上がることはありません。
  融資金額 :20万円〜500万円以内

クレディセゾンのリフォームローン
 →実質年率5.3%〜12.2%(長期プライムレート2.3%の時)
固定金利
  融資金額 :50万円〜500万円
posted by reform guide at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月28日

3-2)工事費以外に必要な費用

リフォームの資金計画を立てる上で、自己資金で賄えるのか、借り入れが必要となるのかによって計画の立て方に違いが出ます。

そしていずれの場合も、まず最初に考慮しなければならないのが、
「リフォーム工事費がリフォームに必要な総費用と同じではない」
ということです。


リフォームに必要な費用としては、工事費を含めると以下のようなものがあります。

1)リフォーム工事費(総工事価格)
2)契約時印紙税
3)仮住まいが必要な場合
・引越し代
・家賃
・維持費(高熱費など)
・家具類保管費用
4)増築の場合
・確認申請費用
・登記費用
・不動産取得税、固定資産税の増額
5)借り入れが必要な場合
・契約時印紙税
・各金融機関独自の諸費用
6)リフォーム後のインテリア(必要によりエクステリア)購入費用
posted by reform guide at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

3-3)自己資金で賄う場合

自己資金で賄おうとする場合、おのずと予算は限られます。

潤沢な資金があれば良いのですが、必ずしもそうでない場合がほとんどだと思います。

そうなると必然的に「絶対に行わなければならないリフォーム」
と「妥協できる部分」に分けて考えなければなりません。


そこで、1)で述べたリフォームの種類を良く把握し、選択していくことが必要になります。

総工事価格をできるだけ詳細に掴み、その他の費用と共に、資金計画を組み立てていくことになるわけです。



工事価格を知る具体的な方法は、一つは良く言われる、
・数社の業者から見積もりを取って比較検討する
ということです。

これに関しては後述しますが、色んな面で判断が難しいところがあります。

できれば第三者に相談し、中立の目で判断してもらうのが良いでしょう。


このサイトでも順次、部位別のリフォーム工事費をできるだけ詳しく掲載していく予定ですので、それらを組み合わせて工事費の把握に努めて下さい。
posted by reform guide at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

3-1)資金計画を立てる為に

新築に比べリフォームの場合、資金計画を立てずらい面があります。

それはリフォームでは追加工事が発生することが多いので、最終的な工事価格を掴みにくい、という側面があるからです。

リフォームに追加工事が発生しやすいという理由にはいくつかありますが、

・目に見えない部分(軸組など構造体等)の状況が事前に把握できない。
・プラン変更が多い
・工事開始時の不確定要素が多い
・そもそも相見積もりを取る事から始まる為

などが考えられます。

一言で言ってしまえば、適正設計図を元に適正工事価格を算出しない(できない)まま、工事を始めてしまう事に原因があるのです。


つまり、きちんとしたリフォームの資金計画を立てる為には、できる限り正確な総工事価格を予想する必要があります。
posted by reform guide at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする