2007年11月07日

9-)リフォームの工事日程を決める

契約前には工期を決めなくてはなりません。

リフォーム工事中は工事関係者が頻繁に出入りし、プライバシーの問題がある事の他にも、トイレ、キッチン、洗面など水廻りのリフォームを伴う場合は、それ自体を使用できない期間が発生します。

住みながらの工事であれば、それらを想定して、対処方法を考えた上で、工事期間を設定しなければなりません。


一般的に、工期2週間程度を超えるリフォームであれば、仮住まいを利用するのが良いでしょう。

その場合は上記のような心配は無くなりますが、家賃や引越し代など、工事費以外の経費がかかってしまうことになります。


リフォーム会社に必要な工事期間をよく確認し、仮の工程表を作成してもらい、けっして業者ではなく、ご自分の都合の良い日程に合せて工事日程を決めましょう。


ラベル:工事日程
posted by reform guide at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) |   9)工事日程調整 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8)契約の注意点

見積書、設計図が完成したならリフォーム会社との工事請負契約になります。

リフォームの場合も、新築・購入などと同様に請負契約は重要です。
トラブル回避の為には、どんな小規模なリフォームの場合でも、しっかりと書面で契約を取り交わす事が大事です。

契約書に記載する項目としては、

契約書記載項目
工事金額
請負者名
工期
支払い方法
請負条件

などがあります。

そして契約時には、契約書の他にも添付される書類があります。

契約書添付書類
工事請負契約書
設計図面
仕様書
見積書
契約約款

などです。


工事請負契約書と共に、添付書類もしっかりと確認し、不明な点がない様に説明を求めて下さい。

そして両者納得の上でお互いが署名・捺印し、契約が成立します。

契約後の変更については、依頼主・業者、お互いが変更内容を確認し、工事内容変更合意書により書面や図面で明確にします。




契約時書類のチェックポイント

1)工事請負契約書
・契約日が明記されているか
・工事内容や工事費などが他の書類と同じになっているか
・工期(着工日・竣工日)が明記されているか
・請負者名の代表者・住所・担当者・連絡先が明記されているか
・請負者の捺印がなされているか
・支払い方法が明記されているか

2)契約約款
・工事の遅れ・追加・変更などがあった場合の取り決め
・瑕疵担保保証(工事終了後に見つかった欠陥の保証)
・アフターサービスについて
・トラブル発生時の責任の所在
・各種保険の加入状況

3)工事内容変更合意書
・追加・変更項目
・追加料金
・追加・変更に伴う工期の延長
・支払い方法

リフォームでは、工事開始後、プランの変更や追加工事が出てくる場合があります。その場合、請負業者の担当者と話し合い、必ず、工事内容変更合意書を作成して書面にする事が大事です。



【参考図書】

現代建設工事契約の基礎知識 (大成ブックス)
posted by reform guide at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   8)契約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

設計を決定する

見積書を吟味し、予算と兼ね合わせ、リフォーム会社を決定したなら、請負契約書を取り交わす事になります。

が、その前に一つ重要な事な事があります。
設計を決定する
という事です。

契約書にも設計図面は添付されますし、リフォームの場合は工事中に変更か所が出てきたりもしますが、まず契約を考える前に設計を一度決定しておく、というのはとても重要なことです。

リフォームのガイド本や、ネット上のリフォームガイダンスなどでは、よくこの部分が欠落していたり、あっさりと書かれていたりしますが、これを適当にしてしまうと後々問題が出てきてしまうので、きちんと設計を固めてしまいましょう。


ここでポイントとなるのは、

【設計図のポイント】

それまでの打ち合わせで生じた変更を、全て設計図に反映させる
仕上材、建具、設備機器などの仕様を設計図に反映させる
既存図(撤去図)も要求する
改修範囲を図面上ではっきりわかるようにする
見積内訳書との整合性は取れているか


 過去に相談を受けた例として、一千万を超えるリフォームを、ほとんど設計図無しで始め、あれもこれもと、当初考えていなかった工事を増やしていき、最終的に1800万円を請求され大幅な予算超過になり、工事業者とトラブルになっているという事例がありました。

(これは、きちんとした契約書を交わしていなかった、という事も原因としてあるのですが、結局、工事内容と請求書を精査した結果、約1200万円が妥当という事で、両者なんとか納得して頂きました。)


設計を決定する、という事は、過分なリフォームを抑止する事にもなりますし、施工範囲や仕様・程度をはっきりさせておく事はその後のトラブル防止に役立ちます。



リフォームの種類、規模にもよりますが、主な設計図としては、

【設計図】

面積表(増築などで延床面積が変更になる場合)
仕様表(仕上材、設備機器、建具等のグレードがわかるもの)
仕上表(リフォーム前後がわかるもの)
平面図(リフォーム前後がわかるもの、施工範囲がわかるもの)
立面図(リフォーム前後がわかるもの、施工範囲がわかるもの)
矩形図(縦に切断した場合の断面詳細図)
展開図(室内壁面4面を正面から見た図)
天井伏図(室内見上げ図、天井改修の場合)
建具表(木製、金属製共、撤去建具もわかるもの)
設備図(室内設備及び配管など見隠れ部分も)
外構図(建物周囲をリフォームする場合)


【おすすめ書籍】



posted by reform guide at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) |   7)設計決定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

6-4)見積書のチェックポイント〜工種別

1.直接仮設 (やりかた・墨出・足場・養生等)

 -養生・片付・清掃費等は数量換算することが難しく、1式計上される場合が多いです。(めどとしては、800〜1,200円/延床面積当り)
 -工事用電力・用水は施主提供とすれば計上されません。
 -屋根改修・外壁改修が伴うリフォームでは外部足場が計上されます。自社で賄う場合に比べ、リースの場合は割高になる事があり、注意が必要です。

2.土工 (根切・盛土・山留・砂利敷き等)

 -通常は発生しませんが、平面的に増築する場合等で基礎工事が必要になります。

3.地業 (杭・地盤改良等)

 -緊急避難的な場合や、地震対策などでは地盤改良が必要です。

4.コンクリート (捨コンクリート・鉄筋コンクリート等)
5.型枠 (普通型枠・打放型枠等)
6.鉄筋 (鉄筋・加工組立等)

 -通常は発生しませんが、平面的に増築する場合等で基礎工事が必要になります。
その場合でも施工数量は僅かで、数量当りの単価は新築工事に比べて割高になります。

7.鉄骨 (鋼材・加工組立・耐火被覆等)

8.既製コンクリート (コンクリートブロック・ALC板等)

9.防水 (アスファルト防水・シーリング等)

 -シーリング施工部位としては、外壁改修の場合のサッシ周り、外壁材の目地処理、キッチン周りなどがあります。
又、シーリングの種類には主に価格の高いものから、
 ・シリコン系
 ・ポリサルファイド系
 ・ポリウレタン系
などがあります。

10. (擬石・テラゾブロック等)
11.タイル (各種陶磁器質タイル等)

 -リフォームに於ける石・タイル工事は、使用する材料の仕様によって廉価な物から高額の物まで様々です。
予算と希望を踏まえ、良く調査してから仕様を決定して下さい。

 -INAXリフォーム情報

 -ABC商会 床・壁材

12.木工 (構造材・造作材・合板・釘金物等)

 -内装工事と密接な関係があり、各項目毎に、材工価格なのか、材料のみで、大工手間が別計上されているのか、確認する必要があります。

例えば、石膏ボードを例にすると、
・材料費+施工費=単価とし、内装工事に計上する場合
・材料費のみを数量計上(u、枚)し、手間を他材と共に別計上(u、人工、一式)する場合

など、業者により内訳の計上方法が異なりますので、科目毎に単純に比較する事はできません。

 -大工手間を一式で計上された場合、妥当性を見極めるのは難しいです。特に大規模なリフォームになると、材料・手間共に現場での状況により、少なからず左右される事になります。
事前にきちんと査定するには、全ての項目を材工単価に置き換えて比較するのが望ましいかもしれません。


13.金属 (金属板屋根・軽鉄天井下地等)

14.左官 (モルタル・プラスタ等)

15.木製建具 (木製建具・建具金物等)
16.金属製建具 (鋼製建具・アルミ製建具等)

 -木製建具、金属製建具共に既製品とよりも製作品、国内製品より外国製品が割高になります。
又、その仕様によっては価格にも見た目にも大きな開きがあります。
実際にどんな物か、サンプル・見本品・ショールーム等で確認するのが無難です。
予算調整をする場合にも大きな比重を占める科目になります。

17.ガラス (建具用・ガラスブロック等)

 -建具用ですと、サッシ・建具の価格に含まれることがほとんどですので、別計上されている場合は、どの部分の項目かを確認しましょう。

18.塗装・吹付 (各種塗装・仕上塗材等)

 -外壁塗装の塗替え・吹替えの場合は、その施工方法によって大きな差が出ます。
塗装・吹付の種類、下地処理の程度、既存ケレンの方法などをしっかりと確認し、内訳上に明示してもらって下さい。

19.内外装 (カーペット・クロス等)

 -木工事に含まない、クロス・床シート等の主に表面仕上が対象になります。
一口にクロスといっても、価格・程度共に数種類ありますので、サンプル・見本品等で良く確認する事が必要です。

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20.仕上ユニット (浴室ユニット・造付家具等)

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見積書の査定なら見積もり.JP
posted by reform guide at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

6-3)見積書のチェックポイント〜2

見積書の項目明細を記述したものを内訳明細書、又単に内訳書といいます。

この内訳書の中身を見て初めて工事金額の内容を知る事ができるのです。

この内訳書の構成ですが、一般的には大きく分けて2種類あります。
おそらく査定すべき見積書(あなたが業者に提示される見積書)は次のいずれかの書式で提示されるはずです。

1)工種別内訳書
2)部分別内訳書

・・・・・・・・

1)工種別内訳書

着工から竣工まで一連の工事を、工事の種別毎に、工事の順番通りに並べた内訳書です。
新築工事では住宅に限らず、ほとんどの建築物で工事金額を把握する為に用いられます。

リフォームに於いても、大規模なリフォームや、それ以外でも良く用いられます。

【工種別内訳書〜建築工事の科目例】

1.直接仮設 (やりかた・墨出・足場・養生等)
2.土工 (根切・盛土・山留・砂利敷き等)
3.地業 (杭・地盤改良等)
4.コンクリート (捨コンクリート・鉄筋コンクリート等)
5.型枠 (普通型枠・打放型枠等)
6.鉄筋 (鉄筋・加工組立等)
7.鉄骨 (鋼材・加工組立・耐火被覆等)
8.既製コンクリート (コンクリートブロック・ALC板等)
9.防水 (アスファルト防水・シーリング等)
10.石 (擬石・テラゾブロック等)
11.タイル (各種陶磁器質タイル等)
12.木工 (構造材・造作材・合板・釘金物等)
13.金属 (金属板屋根・軽鉄天井下地等)
14.左官 (モルタル・プラスタ等)
15.木製建具 (木製建具・建具金物等)
16.金属製建具 (鋼製建具・アルミ製建具等)
17.ガラス (建具用・ガラスブロック等)
18.塗装・吹付 (各種塗装・仕上塗材等)
19.内外装 (カーペット・クロス等)
20.仕上ユニット (浴室ユニット・造付家具等)
21.カーテンウォール (金属製カーテンウォール等)
22.その他

〜<建築数量積算基準・解説〜建築積算価額構成図より>


2)部分別内訳書

建物部位別、又工事施工部位別に集約した項目を積み上げた内訳書。
リフォーム工事では、リビング工事、キッチン工事、解体工事等に分けられる。

【部分別内訳書〜上記工種別内訳を部分別内訳に置き換えた場合】

1.直接仮設
2.土工・地業
 2-1.土工
 2-2.地業
3.躯体
 3-1.基礎躯体
 3-2.上部躯体
4.外部仕上
 4-1.屋根
 4-2.外壁
 4-3.外部開口部
 4-4.外部天井
 4-5.外部雑
5.内部仕上
 5-1.内部床
 5-2.内壁
 5-3.内部開口部
 5-4.内部天井
 5-5.内部雑

〜<建築数量積算基準・解説〜建築積算価額構成図より>


【関連書籍】

建築数量積算基準・同解説〈平成18年版〉

積算資料ポケット版リフォーム 2007―住宅・店舗増改築のための設計・見積資料 (2007)




posted by reform guide at 16:20| Comment(0) | TrackBack(2) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

6-2)見積書のチェックポイント〜1

見積書のチェックポイントは多岐に渡ります。

業者からの見積書の提示時には、合せてリフォームプラン(主に平面図)が示されます。

見積書のみを提示し、その根拠となるプランを示さない業者はその時点で問題外と言えます。
(プランを必要としない簡単な補修・修繕であれば別ですが)


ですから基本的には見積書とプランを並行して吟味していく事になります。

単に見積書といっても、リフォームの場合はその内容次第で、その書式には様々な種類があります。

当然、業者によって表示方法(項目・明細・仕様等の表現方法)は千差万別です。



細部については簡単に説明できる事ではありません。
そしてできれば、専門家にお願いしたい部門でもあります。

もちろん、業者に見積書の内容を説明してもらうのは当然ですが、ある程度の知識をご自分で持っていないと、その内容を理解する事ができないばかりか「何がわからない」かがわからない、という事になってしまいます。


ここでは、特に大きなチェックポイントについてご説明します。


【見積書チェックポイント〜総合編】

1)工事総額だけで比較しない。
必ず明細内訳の比較・検討が必要。

2)一式での計上は、必ずしも悪くはないが、単価で計上できるものは単価に数量を乗じて計上されることが望ましい。

3)項目・明細の仕様・程度に間違い(希望との)が無い事。

4)工事項目に計上落しは無いか。

5)工事項目に含まれる内容が明示されているか。

6)プラン内容が満足いくものか(希望通りであるか)


見積書査定
posted by reform guide at 21:44| Comment(1) | TrackBack(0) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6-1)見積もり・積算とは

複数の業者から見積もりを取る事を「相見積もり」といいます。

通常は3社以上から見積もりを取る事を、5)で説明しましたが、ではその複数社から徴収した見積書を、具体的にどのように比較・査定していけば良いでしょうか。


まずは「見積もり・積算」についての説明です。

見積もり・積算とは
ラベル:見積もり
posted by reform guide at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) |   6)見積もり査定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

4-4)設計事務所を選ぶ

本来、リフォーム会社を選択する際、設計がある程度出来上がっている事が理想です。
それは、5)見積徴収 の項でも述べますが、ある程度設計が固まってないと、リフォーム会社に工事費の見積もりを提出してもらうに当たり、見積もり内容に統一性が欠けてしまう心配があるからです。

増築を伴ったり、大規模なリフォームになれば、それだけ見積もり内容に大きな差が生じてしまうことになります。


ところが実際は、直接、リフォーム専門会社等に任せてしまう場合がほとんどであると言って良いでしょう。

それは、リフォームに対応する設計事務所が絶対的に少なかったり、対応してくれる設計事務所を見付ける事が難しいのです。


これが、4-3-5)で述べた、管理と監理の分離ができずに、工事のトラブルが多い事の原因にもなるのです。


大規模なリフォームであれば、信頼できる設計事務所を見付けて、計画の段階から相談できることが理想です。



設計事務所ナビ
posted by reform guide at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) |   4)リフォーム業者選択 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

4-3)リフォーム依頼先の選び方〜2

リフォーム業者を選ぶに当たってのポイントとしては、

1)自宅に近いこと
2)現場調査をしっかりしてくれること
3)実績があること
4)建設業許可証の有無
5)業界団体登録の有無
6)管理と監理

などがあります。


1)自宅に近いこと
色々な対応に迅速に対応してもらう為にも、できるだけ近くに事務所があると良いでしょう。

無料・匿名で厳選したリフォーム業者を簡単比較


2)現場調査をしっかりしてくれること
特にリフォームの場合は、現場調査が大事です。現場の状況によって、工事の対応や工事費に影響が出ますので、現場調査をないがしろにするような業者は避けましょう。

失敗しないリフォームなら利用実績NO.1のホームプロ


3)実績があること
リフォームは新築と違い、リフォーム独自の施工方法や、ノウハウがありますので、実績があり、尚且つ施工後に問題が少ない業者は安心です。
ただ、実績があるという事は、会社自体の経営年数が長いことが多いですが、中には最新の技術や知識や流行に敏感ではない業者も存在しますので、しっかりとした見極めが必要です。

リフォームの成否は業者選びにあり


4)建設業許可証の有無
まず第一に、増築などを伴うリフォームや大規模なリフォームの場合で、請負金額が500万円以上の工事を行う場合は建設業許可証が必要です。
これは最低条件としても、逆に言うと500万円未満の工事の場合は、不用ということになります。

これが最近の悪質リフォーム業者を産む一因にもなっています。

ただ、だからと言って、建設業許可証を持たない業者の中にもきちんとした仕事をする業者はたくさんあります。
一つの目安程度に考えておくと良いと思います。

他にも建築士やインテリアコーディネーターの資格を持つ方がいるとより安心できます。

リフォーム情報室

5)業界団体登録の有無
リフォネット((財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター)などに登録されたリフォーム会社は選択の為の一つの目安になります。
地域毎に検索できるので便利です。

リフォネット

住宅リフォーム推進協議会

日本増改築産業協会

6)管理と監理
読み方は同じ「かんり」でも、それぞれの意味するところはまったく違います。

「管理」とは施工者(工事を行う者)側の現場管理を意味します。
つまり、現場監督の業務の事を言います。
工事の着工から竣工まで、現場内のことはもちろん、近隣対策から協力業者とのやり取りまで、施工に関する総括を行います。

対して「監理」とは設計者側からの監督業務を意味します。
施工が設計通りに正しく行われているかを判断し、正しく行われていない場合には、施工者側を指導する立場にあります。


本来、この二つの役割は別人にて分担するべき事ですが、例えば工務店などに頼むと、両者が同一となる場合があります。

この場合は、工事後の対処も含めて、きちんと対応してくれる業者を選ぶ事は、大変重要です。
posted by reform guide at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) |   4)リフォーム業者選択 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

4-2)リフォーム依頼先の選び方〜1

主な依頼先の種類を把握したなら、依頼先の検討に入ります。

ここで、皆さんの疑問は以下のような事ではないでしょうか。


●どこに頼むのが良いか

●どうやって依頼先を探すのか

●どのようにして頼むのか



そこでまず考えるのは、

1)建築した工務店、住宅メーカーに相談する

ということになると思います。

ところが、4-1)で述べたようにその工務店等がリフォームに対応していなかったり、既に廃業していたり、不明であったりする場合がよくあります。

事実、数年前、我が家のフローリングの破損を修理しようと、建築してくれた工務店に依頼した時、「小規模の修理はできない」と言われ、やむを得ず自分で修理した事があります。

結果的には安く上がったので良かったのですが。



では次に考えるのはどこでしょうか。

2)リフォーム専門会社

希望のリフォームがどのような内容、規模であろうと、リフォーム専門会社であればまず断られるような心配はないでしょう。

ただ問題なのは、

「数有る業者の中からどこを選んで良いかわからない」

という事でしょう。
そう、今や”良い業者”から、いわゆる”悪質業者”まで、世の中にはゴマンとリフォーム業者が入り乱れている状態です。

その中から、

「適正な価格で、良質の工事」

を行ってくれるリフォーム会社を選ぶ事は、大変なことです。


一つ気を付けなければならない事は、口コミなどで評判を聞きつけ、
安心してお願いしたにも関わらず、自分の満足できるものにならなかった、という事がよくあることです。

新築もそうですが、あくまでも工事を行うのは「会社」ではなく「人」です。

「会社」の中には多くの、実際に工事を行う「人」がいます。

あのお家では「良かった」リフォームが、同じ会社の工事とはいえ、「人」が変わる事によって「満足のできない」リフォームになる事があるのです。


業者の選択にあたっては、その点を踏まえて慎重に「相手」を見極める必要があるのです。



▼「安心リフォームネット」ではネット上で見積もりを取る事ができ、最寄りの業者に現場調査や相談に来てもらえる事もできます。

安心リフォームネット


▼「ホームクリップ」は地域別検索、見積依頼ができます。

posted by reform guide at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) |   4)リフォーム業者選択 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月30日

4-1)リフォーム依頼先の種類

リフォームの種類を把握し、予算を押さえ資金計画を立てたなら、いよいよリフォームの依頼先の選定です。 

まずリフォーム依頼先の種類を押えておきましょう。


【主な依頼先】

1)リフォーム専門会社
2)工務店
3)住宅メーカー
4)住宅設備メーカー
5)ホームセンター
6)インテリアショップ
7)設計事務所

などがあります。


【各タイプの特徴】

1)リフォーム専門会社
小規模な修繕・補修から大規模な増・改築まで請け負う。
専門店ならではのノウハウを持ち、細やかな要望を生かしてくれる
ところが多い。

安心リフォームネット


2)工務店
リフォームに対応していない場合がある。
新築に携わった会社であれば、建物の状況を把握し、図面を保管
している事が多いので、その点では安心。
ただ、リフォームの要因が施工上の問題に絡む場合は、トラブルに
なりかねないので注意が必要。

いい家ネット

3)住宅メーカー
工務店と同様で、新築に携わった会社であれば、建物の状況を把
握し、図面を保管している事が多いので、その点では安心。
新築からリフォーム、その後の管理まで行っている所が多い。

家づくりネット

4)住宅設備メーカー
住宅設備メーカーがリフォーム部門を設けている場合です。

家づくりネット

5)ホームセンター
大型ホームセンターなどでは、店内にリフォーム施工部門を設けて
いる所が多くあります。
ホームセンターというと格安なイメージがありますが、建材などの
材料は確かに安いのですが、リフォーム施工自体は決して安価では
ない、という印象です。

ホーマック

6)インテリアショップ
カーテン・ブラインド、家具などと絡めて、クロスなど内装の
リフォームを手掛ける所があります。

インテリアショップ検索エンジン

7)設計事務所
設計事務所は、新築中心の設計事務所が大多数です。
しかし、設計事務所は設計のみならず、見積もりチェックや現場
管理をしてくれます。

 

【書籍紹介】 


posted by reform guide at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) |   4)リフォーム業者選択 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月29日

3-4)借り入れの場合

大規模な改修や、増改築の場合など、借り入れが必要な場合は、公的機関や民間の融資制度を利用する事になると思います。


【公的機関】

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)

【銀行系】

三井住友銀行
 →最高1,000万円まで、無担保で融資。自宅のリフォーム全般に利用出来ます。
  融資金額 :10万円〜1,000万円(1万円きざみ)

みずほ銀行
 →住まいの増改築や、車庫の設置、造園工事など幅広く利用できます。
返済期間はゆとりの最長10年、最長6ヵ月の元金返済据置も可能です。
  融資金額 :10万円以上500万円以内(1万円単位)。

三菱東京UFJ銀行
 →マイホームのリフォーム資金お借入ニーズにお応えする無担保ローン商品です。住宅の増改築工事・バリアフリー改築工事等リフォーム資金全般に利用できます。
返済期間はゆとりの最長10年、最長6ヵ月の元金返済据置も可能です。
  融資金額 :最高1,000万円まで、無担保で申し込みできます。

【ローン会社系】

JACCS eリフォームローン
 →実質年率4.20%(無担保)
固定利率で15年払いまで対応。
途中で金利が上がることはありません。
  融資金額 :20万円〜500万円以内

クレディセゾンのリフォームローン
 →実質年率5.3%〜12.2%(長期プライムレート2.3%の時)
固定金利
  融資金額 :50万円〜500万円
posted by reform guide at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月28日

3-2)工事費以外に必要な費用

リフォームの資金計画を立てる上で、自己資金で賄えるのか、借り入れが必要となるのかによって計画の立て方に違いが出ます。

そしていずれの場合も、まず最初に考慮しなければならないのが、
「リフォーム工事費がリフォームに必要な総費用と同じではない」
ということです。


リフォームに必要な費用としては、工事費を含めると以下のようなものがあります。

1)リフォーム工事費(総工事価格)
2)契約時印紙税
3)仮住まいが必要な場合
・引越し代
・家賃
・維持費(高熱費など)
・家具類保管費用
4)増築の場合
・確認申請費用
・登記費用
・不動産取得税、固定資産税の増額
5)借り入れが必要な場合
・契約時印紙税
・各金融機関独自の諸費用
6)リフォーム後のインテリア(必要によりエクステリア)購入費用
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2007年10月27日

3-3)自己資金で賄う場合

自己資金で賄おうとする場合、おのずと予算は限られます。

潤沢な資金があれば良いのですが、必ずしもそうでない場合がほとんどだと思います。

そうなると必然的に「絶対に行わなければならないリフォーム」
と「妥協できる部分」に分けて考えなければなりません。


そこで、1)で述べたリフォームの種類を良く把握し、選択していくことが必要になります。

総工事価格をできるだけ詳細に掴み、その他の費用と共に、資金計画を組み立てていくことになるわけです。



工事価格を知る具体的な方法は、一つは良く言われる、
・数社の業者から見積もりを取って比較検討する
ということです。

これに関しては後述しますが、色んな面で判断が難しいところがあります。

できれば第三者に相談し、中立の目で判断してもらうのが良いでしょう。


このサイトでも順次、部位別のリフォーム工事費をできるだけ詳しく掲載していく予定ですので、それらを組み合わせて工事費の把握に努めて下さい。
posted by reform guide at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

3-1)資金計画を立てる為に

新築に比べリフォームの場合、資金計画を立てずらい面があります。

それはリフォームでは追加工事が発生することが多いので、最終的な工事価格を掴みにくい、という側面があるからです。

リフォームに追加工事が発生しやすいという理由にはいくつかありますが、

・目に見えない部分(軸組など構造体等)の状況が事前に把握できない。
・プラン変更が多い
・工事開始時の不確定要素が多い
・そもそも相見積もりを取る事から始まる為

などが考えられます。

一言で言ってしまえば、適正設計図を元に適正工事価格を算出しない(できない)まま、工事を始めてしまう事に原因があるのです。


つまり、きちんとしたリフォームの資金計画を立てる為には、できる限り正確な総工事価格を予想する必要があります。
posted by reform guide at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) |   3)リフォームの資金計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

2-2)リフォーム内容の検討

リフォームを思い立ち、さて何から始めよう、と考えた時、あなたの手元にリフォームの為の資料はいったいどの位あるでしょうか。

まずリフォームを知る為には、その為に情報を収集しなければなりません。
それは、

1)全体のイメージを想像する為のもの
2)具体的な部分(キッチン・クロス・外壁等)の詳細を知る為のもの
3)法規的な問題を解決する為のもの
4)可能・不可能を知る為のもの
5)工法・構造に関するもの
6)工事費用の概算を知る為のもの
7)工事依頼先の情報

などです。
リフォームの種類によって適宜判断して、情報収集に励みましょう。


1)2)などを知る為には、関連雑誌を購入し、実際の施工例を参照するのが良いでしょう。
そして近隣に希望のリフォーム例があれば、それを拝見させて頂くのも良い方法です。
とにかくアンテナを広く張り、出来るだけたくさんの情報を集める事が、御自分のリフォームのイメージ作りに役立ちます。

又、このサイトを見られている方はインターネット環境が整っているはずですから、ネットで検索するのも、即時に情報を入手出来るという点で大変有効な方法です。


日本最大級のネット家具通販ショップ カグー


カーテンのことならLive Love Life【ライブ・ラブ・ライフ】




物置・ガレージ・カーポート


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最後に主なリフォーム関連書籍をご紹介しておきます。
ネット情報と合せて、詳細は部位別リフォームのコンテンツで述べます。


3)〜5)に関しては、専門的な内容であり、しかも現状の状況により対応が大きく変わってきます。
現場を見ないとわからない事も多いのですが、文面で判断出来る事もありますので、疑問点などがありましたら、reform-guide のアドレス宛にメールして頂ければ、答えられる事もあるかと思います。

reform-guideのメールアドレス → reform@ez.117.cx


一つ大事なのは、増築や大規模リフォームの場合、確認申請が必要な場合があります。
リフォーム自体が不可能になる場合が出てきますので注意が必要です。

又、マンションの場合ですと、リフォームは専用部分に限られます。

これらの詳細は後述しますが、あらかじめ知らなければならない項目は結構あるものです。



【リフォーム関連書籍】

○インテリアに的を絞ったアイディア満載の一冊です。


○DIY、いわゆる自分で出来るリフォームのガイド本です。


○ライフスタイル別のキッチン実例が満載です。


○アウトレット建材のガイド本、安価な材料を見付けて下さい。

posted by reform guide at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) |   2)内容の検討・情報収集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2-1)メモを取る

あなたのリフォームの種類をしっかりと把握したなら、次にその内容の検討に入ります。

ここでまず初めに意識することがあります。
それは、この後全ての事に関して、

メモを取る

という事です。

これは、これからの内容の検討や、その後の業者との打ち合わせ、要望の伝達、ちょっとした思い付き、など全てにおいてメモを取る癖を付けて下さい。

そうすることによって、頭の中のイメージが具現化されたり、重要なポイントを後から思い起こしたりする時に助けになりますし、良く言われる、業者との「言った、言ってない」のトラブルを防止する事ができるようになります。

できれば専用のメモ用紙などを利用して書き溜めていけば、必ず役立つ事になるでしょう。
posted by reform guide at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) |   2)内容の検討・情報収集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

1-2)リフォームの必要性

1-1)でリフォームの種類について述べましたが、見かたを変えるともう一つの重要な視点で分けられます。

それは、

a)しなければならない、もしくはした方が良いリフォーム

b)できればしたい、でもしなくても取りあえず支障の無いリフォーム
の二つです。


例えば

・外壁のサイディングが著しく破損した場合、
・給湯器が故障し、稼動しなくなった場合、

これらは、雨水が進入し内部の断熱、軸組まで損傷してしまう、
湯が使えなくなり洗面、入浴に支障が出る、

などの理由で緊急の対応が必要になりますので、当然a)のしなければならないリフォームになります。
又、
・クロスが汚れたので張り替えたい、
・キッチンが古くなったので取り替えたい、

などは、仮にそれらを実行しなくても、緊急にどうこうするものではありませんので、b)に当たります。



あなたが検討されているリフォームの種類がどんなものなのか、これをしっかり把握する事は、これからリフォームを進めていく上で、特に金銭的な面で重要な位置を占める事になります。

リフォームを思い立ったならば、是非この事を良く理解し、悔いの残らないリフォームとなるよう、このサイトを参考にして下さい。
posted by reform guide at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) |   1)リフォームの必要性の認識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

リフォームのプロセス

リフォームを思い立った時から引っ越し、そして工事料金の清算までのプロセスは下記のようになります。



【リフォームのプロセス】

1)リフォームの必要性の認識
2)内容の検討・情報収集
3)資金計画
4)業者選択
5)見積もり徴収
6)見積もり査定
7)設計決定
8)契約
9)工事日程調整
10)工事準備
11)工事開始
12)工事チェック
13)工事中対応
14)竣工
15)引越
16)工事費用支払



簡単な修繕で設計が不要だったり、引っ越しの必要が無かったりしますので、各リフォームの種類によって不必要な工程がありますので適宜判断して下さい。

又逆に特種な工事などで、想定外の工程が発生するかもしれません。

一つとして同じ工事はありませんので、その場の判断が特にリフォームでは大事になります。
posted by reform guide at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼リフォームのプロセス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

1-1)リフォームの種類

a)増築・改築
  床面積を広げる、つまり平面的に、又立体的に建物を広げる
  ことを増築といいます。
  それに反して、床面積を広げずに主に間取りの変更だけを行
  ものを改築といいます。

b)改装
  間取りの変更など構造体をそのままに、主に内外装工事のみ
  を行うのが改装。

c)修理(修繕)
  キッチンなど設備機器の交換や外壁の痛みなどを直すことが
  修理。
posted by reform guide at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) |   1)リフォームの必要性の認識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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